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2010年01月04日

現代住宅の弊害

冷房によって冷やされた空気、暖房によって暖められた空気、
これを高気密の部屋に閉じ込め省エネルギー化させようとした現代住宅。
もっと大事なものを見落としているのではないでしょうか?


室内で常に発生している湿気(水分)、化学物質等もその空気と一緒に
閉じ込めてしまっているのではないでしょうか?


では、これらの問題を解決するにはどうしたら良いのでしょうか?


住宅の密閉・窒息、強制換気、光熱費を下げるための維持管理費、
ここまでしなければ本当に快適な住まいづくりはできないのでしょうか?

通気断熱WB工法とは

wb01.jpg答えは日本古来から伝わる伝統建築の中にありました。
日本建築の伝統を引き継ぎ、現代の技術と組み合わせた進化した木造在来工法。
家に暖かさを求めた安易な高気密ではなく、伝統の建築文化を学び知恵を出し、
現代の生活様式にあった蒸れ腐れのない住宅。
家は容器ではなく、生き物としてとらえる。
それが『通気断熱WB工法』です。

呼吸する家

木には最適な湿度を保つ調湿機能が備わっています。
木は呼吸することで湿度を調節し、逆に周りの空気が乾燥していると水分を放出してくれます。


人が生活する家では、壁が湿気を吸い、木材に適度な水分をあたえ、
余分な湿気を家の外に排出すること
が必要だと考えたのです。
また、湿気ばかりでなく、こもりやすい臭いや有害な化学物質も排出できればと考えました。


そこで、WB工法では、壁材には透湿材を採用。また、壁と断熱材の間に通気層を設けました。
これによって、室内で発生した余分な湿気は壁を通し通気層へ排出され、
家の外へ抜け出ていくという構造
が出来上がりました。

着替える家

WB工法概要2冬の寒い日、人は重ね着をし(空気の保温層を何層も作り)暖かさを保ち、
夏の暑い日には衣服を脱ぎ、風通しを良くし、通気性を高めます。
人が普段当たり前のように行っているこの生活様式、
衣服の着脱による温熱効果を住宅に取り込み、室内温度、
湿度を調節し快適な環境を作るのがWB工法の特徴
です。


その着脱を可能にしたのが熱を感知し自動的に開閉する換気装置
「形状記憶型自動開閉装置」です。


夏の暑い日には換気口が高い熱を感知し自動的に開き、
人が衣服を脱いだ状態になり(壁の中の通気層が冷却層になります)部屋の中は
外気温に直接暖められず、快適な涼しさを保ちます。


冬の寒い日には換気口が冷たい温度を感知し自動的に閉じ、
人が衣服を重ね着した状態になり(壁の中の通気層が保温層になります)部屋の中は
外気温に直接冷やされず、快適な暖かさを保ちます。


形状記憶式自動開閉装置は、屋根の棟、軒の裏、壁内通気路、
床下換気口に取り付けますが、計算によりきめ細かく配置します。
このように通気断熱WB工法は、形状記憶式自動開閉装置が通気層を制御することによって、
家にセーターを着せたり脱がしたりする状態を自然につくるシステムなのです。

流れを生かす家

従来、住宅の省エネルギーといえば、一度暖めた空気や冷やした空気を逃がさず閉じこめることが
最善の方法とされてきました。
そのためには、徹底的に高気密化を目指すことが省エネの模範解答と思われていましたが、
高気密化住宅には多くの弊害が起こってきたことは周知の通りです。


また一方、高気密化住宅は機械換気が必要になるため、電気代が余計にかかるばかりか、
換気装置のメンテナンス料も加わってしまい、決して省エネとはいえません。


WB工法では、この問題を解決するために、気流の制御に着目しました。


室内の空気を穏やかに対流させることで、空気のよどみや天井付近と床の温度差を解消し、
省エネを実現しました。家中に効果を及ぼす室内対扇と各部屋に効果のある
室内空気循環装置「ヨドマーズ」です。


ヨドマーズは天井部より壁に沿って気流を発生させ、床部の空気を吸い上げ
緩やかな対流を起こします。それにより、室内の天井付近、床付近の温度差は
解消
され、一定の温度に保たれ必要以上の光熱費が削減されます。


そればかりか、よどんだ空気が無くなり、結露やカビなどを抑える効果もあります。
クリーンな空気で快適な温度を保つ、通気断熱WB工法だから可能になりました。


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